模型のグレードアップの小道具。【KATOカプラー密連形】
▼先日、鉄道コレクションの長野電鉄2000形D編成に、付属アンテナを付けたことはアップしましたが、その後動力ユニットに足回りを取り替え、後日、実際線路を走らせてみました。
▼ところが、カント付きカーブやちょっとした段差で連結が外れてしまいます。困ったなぁと考えていたところ、ネットでいろいろ調べてみると、アーノルドカプラーから密連形の連結器に変えられることが判明しました。この連結器なら傾斜や段差にも強そうだし、ジャンパ管も付いていて、連結面がリアルになります。
▼そこで、KATOのカプラー密連形A(グレー)なる部品を手に入れました。この部品はアーノルドカプラーのポケットにはめ込むことで、簡単に密連形の連結器に変更することができます。
図のように、アーノルドカプラーをはずして新たにポケットに密連形カプラーをはめ込む
台車の左がアーノルドカプラー、右が密連形カプラーを取り付けたもの
▼まず、Bトレの京急1000形で試してみました。Bトレでは連結面の間隔が広すぎて、ちょっと変な感じです。
▼今度は、Nゲージの近鉄2600系などで試してみました。 これはグリーンマックスのプラ板キットのものです。塗装などは拙いものでご容赦いただきたい。さて、連結面はこのようになります。間隔も広すぎず、ジャンパ管も付いていて、リアルな雰囲気は出ています。
▼単独で見てみると、ジャンパ管がちょっとお髭のようで変ですが、連結するといい感じになります。
▼先頭車両も密連形カプラーを付けてみました。先頭車はスカートもあって髭のようなジャンパ管は切り取ってあります。
▼鉄道コレクションの動力ユニットも密連形カプラーを付けてみました。
近鉄用に下回り、台車などを改造した鉄道コレクションの動力ユニットに取り付けた密連形カプラー
▼調子に乗って、同じくグリーンマックスの組み立てきっとの近鉄特急車両12200系も密連形カプラーに取り替えてみました。
▼離してみるとこうなります。
▼結局、簡単な改造なのと、カプラーが20組で定価420円と安価なので、ブラックも手に入れて、どんどん国鉄型車両もカプラーを取り替えようと考えています。
▼冒頭の長野電鉄2000形ですが、動力ユニットのカプラーをスペーサーにきちっとはめていなかったのでアーノルドカプラーがちぐはぐに連結されて外れやすくなっていました。きちっとはめ込むと外れないようになりました。ですから、この2000形はまだ改造せずに走行させています。おかげで、既存の模型のグレードアップもでき、怪我の功名となりました。
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コメント
ちょっとdetailに手を加えるだけで、
格段にrealityが増しますね(^^)。
投稿: るーと | 2011年7月23日 (土) 09時16分
るーとさん。
そうでしょう。
これなら簡単に改造できます。
いまこれにはまって、保有模型の
密連形カプラー化を推進しております。
投稿: kumoha313 | 2011年7月23日 (土) 12時45分