大いなるローカル線の列車。【山陰本線】
▼先週の北近畿の仕事から帰って、通勤を除いてテツ的なことはしていません。そこで、今回は、山陰地方を旅した方からのいただきものの画像でアップします。
▼山陰本線は、京都府の京都を起点に、山口県幡生までの676.0キロ。長大な路線で「本線」と名づけられていますが、いまや一本も全線にわたって運転される列車はありません。
▼一部分をつまみ食いするように継ぎはぎだらけで、山陽から山陰へ優等列車が運転されているのが現状です。
▼代表的な列車は、キハ187系でしょうか。特徴的前面は黄色で、のっぺりシンプルです。JRW初の特急形気動車。制御付き自然振り子式車両。新潟鐵工所、日本車輌製造製。エンジンはコマツ製SA6D140H(450ps/2,100rpm)。基本的な部品や機器は223系などと共通化。機能一点張りであまり面白味のない車両でしょうか。
▼側面には、WEST JAPAN RAILWAY COMPANYの表示と牡丹の花のデザインが付けられています。ということは、0番代、1000番代ということでしょうか。現在、「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」などとして運用。
▼山陰地域を主に2両編成で、鳥取県、島根県、山口県にわたり運転されています。キハ187系と並ぶのは黄色一色の115系改造車でしょうか。食パンマンみたいなけったいな前面です。
▼食パンマンの単独の画像。黄色の塗装も初めてなら、115系の改造車も初めてです。なんとなく103系の前面に似てないこともないですね。
▼キハ126系もお出ましでした。鳥取県及び島根県などの山陰本線で運用される普通車用気動車。新潟鐵工所ないし新潟トランシス製。この車両も機能一点張りでシンプルな形ですね。内装以外はキハ187系に準拠。
▼岡山から出雲市までの特急は381系です。伯備線経由でやってくる「ゆったりやくも」。国鉄色の381系とは趣きが異なります。「ゆったりやくも」はアコモデーションが改造され、トイレや座席ピッチがリニューアルされています。
▼電化区間があるにもかかわらず、一部特急を除き気動車が架線の下を走っているもの面白いですね。
▼撮影はどうやら玉造温泉のようです。
▼しかし、妖怪たちにも会っているので、安来かもしれません。しかし妖怪たちのいる境港にはタクシーで会いに行ったみたいです。
▼水木しげるロード では、こういう妖怪たちに会ったようです。
▼通しで一本も列車が運転されていない偉大なるローカル線、山陰本線。浜田市以西はなんと特急列車も運転されていないようです。観光地の萩があるにもかかわらず。なんとものんびりした本線だこと。
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コメント
こうも切妻のっぺりの車両ばかりたて続けに見ると、
製造(改造)費削減はわかるけど、それにしてももう少し…、
と苦言のひとつも呈したくなりますね(^^;。
投稿: るーと | 2011年6月15日 (水) 00時03分
るーとさん。
JRWは偉大なるローカル線を保有するなど、お台所が苦しいので、背に腹はかえられないのでしょうね。
投稿: kumoha313 | 2011年6月15日 (水) 21時37分