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『阪急電車』

▼同名の映画がただいま上映中。有川浩原作の『阪急電車』。本の帯にはこう書かれています。「片道わずか15分。そのとき、物語が動き出す」。そうですね、阪急今津線。ミニ路線でこじんまりしています。でも、乗客にはいろいろな人が乗っています。

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▼単行本が発行されたのが2008年1月25日。筆者は2月7日に第二刷(2008年1月31日)を購入していました。なんだか、題名に引かれたのと、鉄道に関連するものならなんでもとりあえず手に取る習性から買いました。

▼さらに、『阪急電車』の舞台は今津線。学生時代にまさに通った路線。ということもあって、懐かしさも手伝って読んでみました。

▼そのときは、まさか映画化するとは思わなかったのですが・・・。

▼宝塚駅から始まって西宮北口までの間に乗り合わせたさまざまな乗客が織り成す物語。少しずつ、それぞれの駅で乗り降りする乗客が絡み合い、折り返して、また、西宮北口から宝塚までの間にドラマが続く。

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お隣の夙川駅にて。甲陽線ですが・・・

▼なかなかうまくできた構成です。別れと復讐、恋の始まり、DV、嫁姑の葛藤、歳の離れた男女の恋など、さまざまな人間模様が描かれています。

▼今津線のお馴染みの駅名が実名で出てきて、物語のなかに入りやすいのも魅力ですね。著者があとがきで書いているように、現在今津線沿線にお住まいだから、各駅の情景がリアルに描かれています。

▼著者が書いているように、今津線は、「非常に使い勝手のいい沿線」です。さらに、「主な売りは都会へのアクセスのよさだと思いますが(大阪にも神戸にも等間隔という絶妙な距離感は本当です)、私は敢えて田舎へのアクセスの良さを挙げたい。そして微妙なイナカ加減を挙げたい。」とのこと。

▼沿線は六甲の山並みの東端を武庫川に沿っています。ちょっと歩けばハイキングができ、でも里山と近接して住宅地があり、大学など学校が多くあり、さらに競馬場まであります。確かに、今津線は都会へのアクセスの良さと、ほどよい田舎感が漂っていますね。

▼その路線で紡ぎ出された恋愛の物語。ほのぼのとした物語にはもってこいのロケーションかもしれません。

▼映画化に際しては、本家の阪急電鉄が全面協力。映画のために臨時列車も出したということで、阪急の意気込みを感じますね。

▼本を読んで、映画のキャストを重ね合わせてみると、結構、イケてるかもしれません。とりわけ、中谷美紀ははまり役かも。。。

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▼阪急電鉄のホームページでも特集コーナーが設置されていて、盛り上がっています。最近の話題は、物語でもキーになる武庫川の河川敷にある「生」というオブジェが、先日の雨で流されたとのこと。

【阪急特設サイト】http://www.hankyu.co.jp/

▼なにはともあれ、阪急電鉄にとっては、映画化によって、付随的効果がいろいろ出てかなりおいしいかもしれません。有川浩さん、さまさまかもしれません。

▼映画はまだ見ていませんが、いずれは何かの形で見ることもあるでしょう。そのときまで楽しみはとっておくことにします。

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コメント

きょう、たまたまこの本の映画化にふれている
某社の社内誌を読みました。
思ったことは、やっぱりこれは「阪急電車」だから
成り立つことなんだろうなぁ、と。
阪急のブランドイメージの高さを改めて感じました。

投稿: るーと | 2011年5月23日 (月) 23時34分

るーとさん。

阪急はブランド力があるのですね。宝塚歌劇や東宝映画など、媒体も多様ですから。

投稿: kumoha313 | 2011年5月24日 (火) 18時55分

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