清く正しく美しく。【宝塚界隈】
▼久しぶりにマルーンの電車に宝塚から乗車しました。なぜかというと、有馬温泉、宝塚歌劇がセットされたプチツアーの帰り道に利用したからです。
▼というのも、週末は有馬温泉へ親睦旅行でした。AKB48がCMしている老舗旅館に宿泊しました。この寒い季節に有馬の湯はなかなか身体が温まりました。
▼そのあくる日は、宝塚歌劇の鑑賞となりました。1月は雪組公演で「ロミオとジュリエット」でした。お馴染みシェイクスピア原作の悲劇の名作ですが、宝塚らしいアレンジがなされています。生まれて始めての宝塚ではありましたが、2階席でもあり、スターが誰かもわからず、顔もよく見えないので、劇中はすっかり眠ってしまいました。しかし、フィナーレはさすがに歌と踊りで、なかなか見ごたえがありました。
▼阪急電車の乗客数を増やすために作られた歌劇。この時期でも大劇場は大盛況でした。月末までソールドアウトとのこと。さすがに、宝塚の威力はすごいものです。集客力は抜群です。本業の鉄道事業への寄与度も高いことでしょう。
▼公演のあと、大劇場界隈を散策しました。この地は、以前は宝塚ファミリーランドという遊園地でしたが、中途半端なテーマパークは人気がなくなり、あえなく閉園となりました。いまは住宅展示場、レストラン、イングリッシュガーデン、マンションなどへと変身しました。
▼阪急もバブルの時代の不動産への投資が重荷となって経営が厳しくなり、球団の売却や遊園地の閉園など思い切ったリストラを行いました。しかし、歌劇は小林一三のもくろみどおり今でも生き残り、鉄道事業を側面から支えているようです。
▼この一角には、宝塚に生まれ、歌劇を愛した漫画家の手塚治虫記念館があります。
▼記念館の前には様々な漫画のキャラクターが設置されています。火の鳥の像。
▼エントランスモニュメントには、ジャングル大帝レオやリボンの騎士など。
▼歌劇や記念館などで、やはり宝塚は不死身の観光スポットのようです。ちょっと再発見の散策でした。
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コメント
kumohaさん
こんばんは!宝塚歌劇に行かれたのですね!

中高時代、宝塚の大ファンで、
奈良から毎月観劇に通っておりました。
ファンクラブにも入っていたほどです
数年前には退団前の壇れい演じる「楊貴妃」も観に行きましたよ。
宝塚出身者には国交省大臣になった扇千景や
公明党の松あきらなど、政治家に転身したひとも・・・
眠ってしまわれたとは・・・残念ですが、
フィナーレは大階段が登場して、綺麗でしたでしょう
そうそう・・・
るーとさんには、S新聞によく掲載される
宝塚関連の記事の切り抜きを頂いたものです。
その節はありがとうございました
手塚治虫記念館は行ってみたいなあ
サファイアは男装の麗人そのものですね
投稿: ごーるでんぶぅ | 2011年1月29日 (土) 23時37分
都心のターミナルには百貨店、
郊外のターミナルには遊園地、
間の沿線は宅地開発、
という小林一三モデルでは立ち行かなくなり、
各社とも次のビジネスモデルを模索している、
という現状を改めて思い起こしました。
投稿: るーと | 2011年1月30日 (日) 00時33分
ごーるでんぶぅさん。
そうですか、大ファンのようですね。
芸能界では、宝塚出身に方が多方面でご活躍のことなのですね。改めて歴史の重みを感じます。
あの有名な大階段のフィナーレは良かったです。
手塚治虫記念館にも是非行ってくださいね。
投稿: kumoha313 | 2011年1月30日 (日) 09時27分
るーとさん。
小林一三の作り出したビジネスモデルは現在ではすべてを踏襲することはできないようですが、歌劇団は歴史に名を残したようですね。
投稿: kumoha313 | 2011年1月30日 (日) 09時30分