秋のシーズンで混雑?【丹後へ・KTRタンゴ悠遊号】
▼文化の日明けの平日、再び宮津へ。10時11分大阪発の「北近畿5号」で福知山まで乗車。福知山で乗り換え、京都からの「はしだて3号」で宮津まで。指定席は直前でもガラガラだろうと高をくくっていたら、ソールドアウト!びっくりして、自由席に変更して慌ててホームへ。幸い、自由席には座ることができました。
▼指定席が混んでいる理由は、グリーン車が1両丸ごと連結。すなわち、いつもクロハではなく、クロだったわけ。さらに、秋の観光シーズンということもあり、女性客を中心に乗客が多くなっています。11月6日、本日の土曜日からはカニが解禁になりましたので、もっと混むことでしょう。
▼福知山での「はしだて」は京都からの客が北近畿に乗り換え、自由席も余裕で座れました。城崎方面へのお客が多いのですね。
▼宮津には12時15分の到着。ふたたび、KTR線区にどっぷり。ちょうど、お昼のこの時間に宮津には列車が集中しています。
▼3番線は、はしだて号が停車。スイッチバックで終着天橋立まで向かいます。1番線には、12時30分発「タンゴ悠遊号」が停車中。2番線には2両編成の800型・700型が停車中。こちらは、12時24分発の豊岡行きです。
▼悠遊号にはアテンダントの女性が乗務して、由良海岸、由良川鉄橋などの観光スポットの案内をしてくれます。「たんご浪漫号」だとディスカバリーの車両を充当していますので、そちらのほうがおいしいといえばおいしいです。
▼豊岡行きの普通のうち1両は名物のかになどの絵が描かれたラッピング列車です。カラフルな感じです。
▼KTRのHPをみてみると、11月23日の祝日は、タンゴエクスプローラー4号が編成を変えるそうです。豊岡・天橋立間は従来のエクスプローラーを使用。3両編成で、うち1号車と3号車が指定席、2号車が自由席です。ところが23日は、天橋立から新大阪間は6両編成の183系になるようです。1号車がグリーン車、2号車、5号車、6号車が指定席、3号車、4号車が自由席となるとのことです。
▼紅葉とかにのシーズンということで、にぎわいのある編成になりますね。
▼宮津駅の4番ホーム。1番線、2番線、3番線とは離れたおり、北側は行き止まりで車止めがあります。枕木もコンクリートで新しい。駅舎も新しくて無人。同じ宮津駅なのにちょっと変ですね。それもそのはず、もともと、福知山・宮津間は1988年に宮福鉄道株式会社として営業開始。その頃、宮津駅はJR線の宮津線の駅。だから、第三セクター線の宮津駅は別になっていたようです。
▼1989年に社名を「北近畿タンゴ鉄道株式会社」と改め、1990年にJR宮津線を引継ぎ、同時にタンゴエクスプローラーが運転開始となりました。いまでも、福知山からの宮福線の普通列車は4番線に到着します。なお、宮福線経由で天橋立方面に向かう特急は3番線に付くこととなっています。なかなか、駅を眺めてもいろいろな経緯がありますね。
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コメント
丹後と言えば、「弁当忘れても傘忘れるな」というくらい
雨の多い地域ですが、
割合お天気に恵まれてらっしゃりそうで何よりです(^^)。
投稿: るーと | 2010年11月 6日 (土) 20時03分
るーとさん。
そうですね。
前半の1、2日の網野は時雨模様でした。
後半4、5日の宮津は、穏やかなお天気でした。
投稿: kumoha313 | 2010年11月 6日 (土) 23時36分