パノラマグリーン車【雷鳥】
▼大阪からの北陸方面の優等列車といえば、以前は「雷鳥」でしたが、いまは「サンダーバード」と横文字になり、「雷鳥」は細々と1往復のみとなりました。
▼「雷鳥」と称する特急は、7時10分に金沢を出る雷鳥8号と、17時12分大阪発の雷鳥33号しかありません。
▼いずれ485系の雷鳥も消える運命にある日も近いので、パノラマグリーン車を記録に残しておきたくて、はまかぜを撮影する前に金沢からの雷鳥を撮ってみました。大阪着は10時04分ですから、通勤時間から一息ついて落ち着いて撮影できますね。
▼近づいてみると、なんだかおもちゃみたいな感じがしますね。ボンネットを取っ払ってパノラマビューの先頭をくっつけたので、手作り感が伝わってくるように思います。
▼それにしても、パノラマビューを味わうのにグリーン料金を取られるのは辛いですね。JR東海のワイドビュー飛騨号では、先頭車はグリーン車ではないでの、普通車指定席でパノラマビューを味わえます。
▼結構人気があるみたいで、家族連れなどがパノラマグリーン車と一緒に記念にカメラに収まっていました。向日町の京都総合運転所にはいまだにいくつかの485系の雷鳥編成が留置されています。今後はどういう方向なのか。ちょっと謎ですね。
▼旧国鉄の雰囲気を残した車両はどんどん姿を消し、一抹の寂しさを感じますが、キハ189系のように、また新しい車両も生まれてくるので、複雑な思いです。最近贔屓の北近畿では485系の直流改造車の183系が使われていますが、はやり、老朽化と乗り心地の悪さは隠せません。ノスタルジーを感じて走る姿を見るだけがいいかもしれません。
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コメント
JR特急は走行距離も長く気候など使用条件も過酷なので、
車体の老朽化が早く進むのかもしれませんね。
車齢は485とたいして変わらない
スナックカーの大型シート交換車に乗ったりすると、
シートの座り心地がかなり改善されているので
当分これでいいかな、と思ったりもします(^^;。
投稿: るーと | 2010年11月16日 (火) 00時11分
るーとさん。
そうですね。過酷なんですね。
台車、連結器などがギクシャクするように思います。
スナックカーは座席換えただけで乗り心地がアップですか!?
投稿: kumoha313 | 2010年11月16日 (火) 20時41分
もともとボディ自体がJRの同世代車ほどヤレているわけではなく、
リクライニング時に座ぶとんが前に出る旧型シートのがたつき感が、
22000系ACE以降の座ぶとん固定型シートのしっかり感と比べて
座り心地が悪かったのが、
シート交換により改善された、ということです。
もっとも、厳密に言えば、高速走行でのポイント通過時など、
目を閉じていると台車があばれているように
感じられなくはありませんが…(^^;。
(ボルスタレスのほうが走行安定性が高い?)
投稿: るーと | 2010年11月17日 (水) 00時05分
るーとさん。
シートですか。確かに背もたれと腰掛が独立しているほうがいいですね。183系はまだ、独立していない座席があるし、シートピッチが狭いですね。
台車はどんどん進化して、ボルスタレスが安定していいですね。
投稿: kumoha313 | 2010年11月17日 (水) 21時15分