中央線201系引退。
▼中央線201系が引退するそうです。10月17日に豊田から松本までラストランとのことです。記念入場券もJRE八王子支社から発売とのこと。
▼201系は、国鉄時代に開発された直流通勤形電車。サイリスタチョッパ制御を国鉄で初めて採用。電力回生ブレーキを備えた省エネ電車と称されています。
▼当時の国鉄は財政状況が非常に厳しく、サイリスタチョッパ制御器の製造コストが高くて、中央線快速、中央・総武緩行線、京阪神緩行線に配備されたのみです。
▼省エネではありましたが、省「円」にはならなかったようで、その後、界磁添加励磁制御(いわゆる旧の抵抗制御)ではありましたが、ステンレス車体とボルスタレル台車の軽量化された省エネ電車である205系に主流は移りました。
▼205系もすでに後進に席を譲りつつあり、山手線ではE231系がその座を占め、中央・総武緩行線ではE231系が投入され、中央線では2006年より快速線にE233系が投入されてきています。
▼これで関東では201系は姿を消すことになるのでしょうが、関西ではまだまだ主力車種として運用されています。関東の方は寂しくなったら、ぜひ、関西へお越しください。
▼JRWでは、大阪環状線、大和路線などで、体質改善などの改造が施されてまだまだ現役で頑張っています。
▼大阪環状線、玉造駅でのショット。ちょっとぼけていますが、京阪神緩行線のブルーからオレンジに塗り替えられています。
▼と思えば、緩行線そのまんまなブルーの201系も。
▼大阪駅での201系。朝のラッシュアワーをこなしています。
▼大和路線では、黄緑の201系、しかも前面には白色の帯があります。
▼201系の原型を保っていないといえば、そうなので、関東のファンからはまがい物だと言われるかも知れませんが・・・(汗)
▼細かいところはご容赦いただいて、いろいろなバリエーションがありますので、201系を見たくなったら、関西までどうぞ!
▼なにせ、まだまだ、103系が頑張っていますし・・・
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コメント
201系、あまり好きになれません(^^;。
何でなんでしょう?
ブラックフェイスがガラスでカバーされてないので
あまりにストレートすぎるとか、
ユニット窓で戸袋窓も小さいので側面が重たく感じるとか、
要素的にはいろいろあると思うのですが…。
空気ばねだし、乗り心地は103よりは格段に
いいんですけどね。
顔的には103低運のほうが愛嬌があっていいなぁ(^^;。
投稿: るーと | 2010年10月11日 (月) 01時04分
るーとさん。
そうですか。
旧国鉄からの系譜があって、通勤電車はどれも切妻でかまぼこを切ったようなお顔をしていますが、最近の電車はそこからの脱却が進んでいますね。
103系。その中でも愛嬌がありますね。
ということで、塗装済み組立キットを買ってしまいました。
投稿: kumoha313 | 2010年10月11日 (月) 06時37分