485系、雷鳥をお見送り。
▼春は別れの季節でもあります。いままでなじんだものとのお別れの時期であります。鉄道の世界でも、同様であります。
▼3月13日のダイヤ改正で、関西方面からの北陸線特急では「雷鳥」が往復一本となり、後はすべて「サンダーバード」となります。すなわち、485系での運用がほとんどなくなってしまうということを意味します。
▼485系車両での特急はいまでも数が少なくなっていますが、今度のダイヤ改正ではほんとに少なくなってしまいます。
▼お別れの日が近づくにつれ、名残惜しいテツたちが駅に、沿線にその最後の姿を記録に残そうと繰り出します。
▼という私も、雷鳥の姿を見ようと、夕方の大阪駅に出向いてみました。お目当ての雷鳥は17時12分発金沢行き雷鳥37号です。
▼大阪駅11番ホーム、入線20分前くらいに到着しました。すでに、何人かのご同輩がカメラを三脚に据え付けて、入線を待ち受けておられます。入線少し前には、テツの数はぐっと増えました。入線と同時に各乗車扉に案内のガードマンがつきました。なにか物々しい雰囲気です。
▼いよいよ、入線です。なかなか旧国鉄色の485系は堂々とした感じです。
▼先頭車両を拝んでから、後部車両へと移動することにします。まずは、先頭車両の側面を記録。
▼先頭車両の運転台を後ろから記録。
▼続いて、デッキ辺りを撮ってみます。乗車口はホームとは段差がないか、少し下くらいですが、客室の床とは段差がだいぶありますね。
▼屋上機器を記録。交流直流両用車両なので、配線や機器は複雑です。
▼乗車するお客はそれほど多くなく、その割りにテツやガードマンが多いので、年配のご夫婦がこの雰囲気を疑問に思ってか私に聞いてきました。「この列車はなぜこのように皆さん写真を撮っているのですか?」
▼最後部の車両へ。9両編成の後ろは「クロ481-2301」でパノラマグリーン車ではない編成でした。
▼グリーン車のマークが目立ちます。
▼まもなく発車。車掌さんが所定の位置について、ベルを鳴らします。定時に発車のようです。
▼これから、金沢まで約3時間足らず。お気をつけて、行ってらっしゃい!
▼隣のホームに、「はまかぜ」が到着しています。次回はちょっとこちらも報告させていただきます。以上、雷鳥の出発風景でした。
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コメント
このタイプの前面形状の車両は、
交直流・直流問わず「ヒゲ」も「ハチマキ」もなく、
前面がスッキリしていていいですね(^^)。
でもそれからすれば、ボンネットでも、
あの目障りなヒゲやハチマキは実はいらなかったのでは?
と思ったりもします。
もっとも、さすがに豪雪地の北海道では、
785もキハ183高運も前面に赤色を巻いていましたが…。
投稿: るーと | 2010年2月15日 (月) 00時27分
るーとさん。
そうですね。
赤い帯は、識別のため?
当時は何らかの意味があったのですかね?
投稿: kumoha313 | 2010年2月15日 (月) 20時31分