頑ななマルーン色を守って。
▼新年から飛騨地方への旅をご報告しましたが、帰阪して初詣に参りました。
▼その途中で、阪急梅田駅を利用しました。神戸線、宝塚線、京都線(北千里線)の三線が十三から三重奏を奏でて淀川を越えて梅田までやって来ます。
▼梅田駅は、各線3号線、計9号線まであり、巨大なターミナル駅を成しています。これほど大きいターミナルは私鉄ではないでしょう。
▼さて、各線ごとに停車中の車両を見ていきました。まずは神戸線から。新開地行き特急。7000系です。車体更新車。
▼マルーン色だけでなく、クリーム色が車体上部に塗られています。頑なな阪急マルーン色を守っている阪急ですが、最近は上部のみアイボリー色で塗るようになりました。
▼続いて、隣の号線、宝塚線。5100系の宝塚行き急行です。従来の阪急らしい車体です。
▼さらにお隣に移ると、北千里行き普通。これは、7300系。アイボリー色が塗られています。
▼最後は、京都線ホーム。河原町行き特急。だいぶ、伝統的な阪急とは異なるフェースです。貫通扉の窓ガラスが大きく、種別表示、行先表示が大きく、前面の窓ガラスと一体になっています。
▼伝統を頑なに守ると思われている阪急ですが、こうやってみていると、やはり日々進化していることがわかりますね。残念ながら9000系がやって来ないうちに駅を離れたので、最新型の形式は撮り損ねました。
▼神戸線では、以前は、特急停車駅が、三宮まででは、十三・西宮北口のみでしたが、いまは、夙川・岡本にも停車するようになりました。
▼京都線では、特急車両といえば2扉車の6300系でしたが、この形式も、嵐山線用に4両編成にばらされて運用されたりしています。停車駅も淡路、茨木市、高槻市などにも停車するように変わりました。
▼京都線では、JRとの時間競争には敗れたので、停車駅をふやしたり、乗り降りがスムーズにいくように、9000系の3扉車が新造されるようになってしまいました。
▼阪急は以前の阪急とはまったく異なる電鉄になったように思えます。歳をとったのかなぁ。。。
| 固定リンク
「鉄道全般」カテゴリの記事
- いままでで一番見られた記事は何か?【1001回目のブログ】(2021.06.15)
- 特急の減便、運休追加、一時帰休。【JR西日本、近畿日本鉄道、JR東海】(2021.01.16)
- 緊急事態宣言下での相次ぐ運休。【JR西日本、南海】(2020.04.22)
- 新型コロナウイルスで大打撃!!【JR西日本特急「はるか」 南海「ラピート」】(2020.03.21)
- 2019年を振り返る。引退車両、新線開業。(2019.12.31)
コメント
ここに画像はありませんが、
京都線の新特急車9300系は、個人的に結構気に入っています。
天地方向に窓が広く取ってあるので明るく、
かつ内装もシックで落ち着いた雰囲気で、
シートも硬めで乗り心地のいい車両です。
初めて乗ったときは、窓がかなり下のほうまであるので
乗っていてちょっと落ち着きませんでしたが、
この間乗ったときはそんなこともありませんでした。
と言うわけで、おすすめです(^^)。
投稿: るーと | 2010年1月11日 (月) 00時26分
るーとさん。
残念ながら撮り損ねましたが、
9300系はいいですね。
阪急としては、久しぶりにいい
車両ではと思いました
投稿: kumoha313 | 2010年1月11日 (月) 07時15分