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JR西日本広島支社車体塗装変更に思う。

▼JR西日本広島支社では、管内の車両について、電車は濃黄色、気動車は朱色に車体の塗装を変更して、統一性をもたせると発表された。

▼JR西日本によると、シンプルなデザインにすることで、地域性をより強調し、より親しみを持ってもらうことを趣旨としているようだ。

▼濃黄色は瀬戸内地方の豊かな海に反射する陽光をイメージし、朱色はJR西日本の統一色として、新製当時の色で統一するとのこと。

▼旧国鉄時代は、全国あまねく電車も気動車も国鉄色として統一されていた。中央集権的な本社の号令ですべてが決まるということの象徴でもあった。

▼しかし、民営化によって、全国で分社化がなされ、各社が自社のイメージを強調するかのように百花繚乱のごとくさまざまな車体の塗装がみられるようになった。

▼これは、ファンにとっては個性豊かな車体が拝めるので、ありがたいことではあった。しかし、最近は少し食傷気味に感じることもあり、センスが問われる塗装もみうけられるようになった。

▼今回の変更は、よく言えば、統一的なイメージをつくるということであろうが、最近の状況を考えるとちょっと違うように思える。

▼長期にわたる景気悪化、高速道路の割引などによって、鉄道の利用者は減少傾向にある。とりわけ、ローカル線を多く抱えるJR西日本では、厳しい経営環境が推測される。

▼要は、車体の塗装をシンプルにして、経費を節減しようとする意図がみえる。気動車の朱色は、旧国鉄色に変更されるので、最近の国鉄色へのリバイバルブームに上手く乗るような感じもする。

▼しかし、通勤型103系、近郊型113系、115系が一色となるのは、なんだか腑に落ちない。いさかか乱暴なようにも感じる。

▼経営環境の厳しさはわかるが、鉄道会社と乗客との接点はまさしく運行する列車であり、その車体の塗装が一番目立つ。なんとか、経費もかからず、イメージも損なわない方法を模索して欲しかった。

http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174601_799.html

Dsc00955
嵯峨野線113系。京都駅にて。

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コメント

モノトーンが必ずしも悪いとは思いませんが、
こと国鉄末期の気動車色に限って言えば、
手入れが行き届いてなかったこともあって、
以前のクリームと朱色のツートンに比べて、
妙にくすんだ暗い色調に感じた記憶があります。

投稿: るーと | 2009年12月13日 (日) 00時17分

るーとさん。
モノトーンは、なんだか、さびしい感じがしますdespair
朱色は手入れがなされないとくすむのですね。
それはイヤですね。

投稿: kumoha313 | 2009年12月13日 (日) 01時18分

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