早く くっついてぇ!
阪神なんば線開通で、尼崎から奈良方面へは、10両編成で運転する列車が生じました。もともと、近鉄は大阪難波・奈良間で10両運転(正確には大和西大寺で8両になる場合がある。)を行ってきたので、近鉄に乗り入れる阪神の車両も10両で運転することになりました。もっとも、阪神の車両は約19メートル、近鉄は20メートルの長さがあるので、10両編成になっても、ホームでは長短が出ます。
尼崎駅では三宮からやってきた快速急行が、8両から10両に増結される作業が生じました。これは、阪神だけでなく近鉄の車両にもいえます。尼崎での停車時間は約4分。まず、留置線にいた増結車両の4両が阪神難波線行きホームに停車。
三宮から来た電車は、阪神難波線行きホームに進入し一旦停車します。
再び、徐行しながら動きます。そして、増結車両の1メートルくらい手前でまた停車。
すぐに動き出し、連結。結構、衝撃反発があって、前後に揺れます。見た目、揺れが大きいのですが、乗ってみると大したことはないのです。近鉄やJRの増結作業の際に見ていると、これほど前後の揺れはないように思えるのですが・・・どうなんでしょう。
連結終了。あとは、貫通扉を開けて、幌をつけて、運転再開に向けての準備。
めでたく連結が済み、大阪難波、奈良方面へ出発です。
さすが、阪神の10両編成をみるのは精悍な感じがします。近鉄よりは短いのですが、それでも、190メートルですからね。
ご苦労様。行ってらっしゃい!
しかし、この増結のために4分取られるのは、なんだか間延びがするような感じがするのですが、そう感じるのは私だけでしょうか。
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コメント
三宮の改良工事が完成したら、
10両直通が可能になればいいですね。
(そういう設計になってるのかどうかは、
正直、よく知らなかったりして(^^;)
投稿: るーと | 2009年12月 7日 (月) 00時56分
るーとさん。
三宮は改良工事をするのですか?
あのホームで10両いけるのでしょうか!?
工夫が必要でしょうね
投稿: kumoha313 | 2009年12月 7日 (月) 18時42分
折返し線を南側から中線に変えるそうです。
三宮駅に掲示してましたが、
結構大規模な工事になりそうです。
投稿: るーと | 2009年12月 7日 (月) 23時37分
るーとさん。
それは、大変な工事になりそうですね。
線路の切り替えもありますし…
しかし、三宮だけ10両対応にしても、残りの阪神の快速急行停車駅は難しいかも…
たとえば、芦屋もすでにぎりぎりですし
投稿: kumoha313 | 2009年12月 7日 (月) 23時44分